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#81.アイツと両親、再び(4)

真緒家の客室は、重い空気が流れています。

義父は視線をこちらに合わせる事なく、

話し始めました。

義父「本日は、お忙しいところ、

突然お伺いしてしまい、申し訳ありません。

前回、こちらにお伺いし、                    .                                                      

真緒さんと結婚させて頂きたいという

                                  .

申し込みをさせて頂いたのですが、

                                                      .

コイツ(アイツ)と色々話し合い、

                                       .

・・・・・・・・・非常に申し訳ないのですが、

                                   .

今回は、ご縁がなかったという事で

                                                      .

結婚の話はなかった事にしていただきたいのですが・・・」

                                   .

予想はしていましたが、

                                                      .

それでも、最後までアイツの事を信じよう、と

                                                      .

そんな事になる訳ない、と

                                                      .

現実を見ようとしていなかった私に

                                                       .

浴びせられた言葉。

                                                       .

一番聞きたくなかった言葉でした。

                                                        .

しばらく義父は、私たち3人を伺っていましたが、

                                                        .

こう続けました。

                                                        .

「真緒さんに、

                                                        .

非があるという訳ではありません。

                                                        .

こちらが全面的に悪いのです。

                                                      .

・・・どうか、ご理解頂きたいです。」

                                                      .

真緒父「・・・・・・そうですか・・・・・・」

                                                       .

父がそう言うと、

                                                       .

皆黙り込み、

                                                       .

さらに空気が重くなっていきます。

                                                       .

私はすでに、頭が真っ白になっていました。

                                                       .

誰かが、何か話していたかもしれないし、

                                                       .

話していなかったかもしれないし、

                                                       .

・・よく覚えていません。

                                                       .

しばらくして真緒父が口を開きました。

                                                       .

真緒父「・・・・・・・真緒、お前の気持ちはどうなんだ?」

                                                       .

・・・・どうって聞かれても・・・・・

                                                       .

何も考えられないけど・・・・・

                                                       .

言える事はただひとつ・・・・・・・・

                                                       .

真緒「・・・・・・別れたく、ないよ・・・・・・」

                                                       .

私は声を振り絞って、言いました。

                                                       .

そう言うと、また沈黙の時間が流れていきました。

                                                       .

義母のいる方向から

                                                       .

ため息が聞こえたような気がしました。

                                                       .

                                                       .

                                                       .

            つづく

                                                       .

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                                                       .

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「アイツと両親、再び」カテゴリの記事

コメント

アイツ君はどうしてるのか気になります。
ため息ついたりいちいちカンに障る義母ですよねぇ\(-_-)

投稿: サラダ | 2008.04.03 22:30

んんまぁーー!朝の連続ドラマ気分で読んでます
♪とにかく、理由が知りたーーいいよね?
なにが原因なのかが振られるとき一番きになるとこだし。(>_<)理由は次回明らかになるの?

投稿: ちみにゃん | 2008.04.04 12:48

>サラダさんへ
万が一、結婚出来てたとしても、あんな義母じゃ、絶対いじめられるから、結婚しなくてよかった、って思ってる。
今だから言えるんだけど・・・

>ちみにゃんへ
朝の連ドラと言うより、昼メロっぽいかな。
かなりドロドロしてるからね~!
そんな爽やかじゃないね。朝からみんな暗くなっちゃう・・・
でも、そんなに楽しみにしててくれてありがとー!!

投稿: maomano | 2008.04.04 20:00

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